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2008年2月27日 (水)

嗚呼、無情…強風に散ったわたらせ渓谷鉄道の旅

桐生~間藤を結ぶ、第3セクター鉄道である「わたらせ渓谷鉄道」。その名の通り渡良瀬川の上流の美しい渓谷に沿って走る路線で、ハイシーズンにはトロッコ列車も運行され、渓谷美を堪能できます。中間の水沼駅には温泉センターが併設されていたり、神戸駅には鉄道車両を活用したレストランがあったりと、途中下車を楽しむ要素も踏まえており、未乗であった僕には、ぜひとも訪れたい路線の一つでした。

そんな折、冬期に各駅で催されている「各駅イルミネーション」に合わせ、最終日の23・24日にお座敷客車〔サロン・ド・わたらせイルミネーション号〕が運転されると知り、24日に同路線の乗り鉄を楽しみつつ撮影に赴くことにしました。

まだ夜が明けぬ頃に家を出て、北千住から東武線特急〔りょうもう1号〕で相老に向かいました。東武動物公園を過ぎると、車窓から白いものが目に付くようになってきました。前日からの寒波で、これから向かう地域は雪が降っていたようです。

しかし、そんなマッタリムードも館林で一変することに。ここから先は単線になるのですが、なんと、車内放送で「本日は強風及び除雪の影響でダイヤが乱れております。この列車は太田まで各駅に停車をしてまいります」。ダイヤが乱れて運休になった分を特急列車の各駅停車化で補うことに!

進むごとに、景色は白さが増し、時折ブリザードのような雪煙の向かい風が車体を襲います。こうなると徐行運転を余儀なくされ、停車する駅のほとんどで、対向列車待ちの状態に。

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太田から本来の特急停車駅に戻りましたが、それでも対して速度は上がらず、結局は約15分遅れで相老に到着。降り立ったホームは雪で真っ白!

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相老で、特急〔りょうもう〕同士の離合が。赤城からやってきた200系の前面はすっかり雪を被ってました。

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跨線橋を渡っていたら、わたらせ渓谷鉄道の車両が足尾方面からやってきました。

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屋根にはビッシリと雪が載っています。足尾方面も雪が深いのでしょうか。

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車両ごとに愛称が付いているのも、同路線の特長。この車両(わ89-300形)301号には”あかがね”という愛称が。

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前回訪れたときはイルミネーションが施されていた相老駅駅舎。まだ、電飾コード類が残ってます。

足尾方面から到着した列車は、そのまま立ち往生。桐生駅ではポイント凍結の影響で列車が入れないという障害もあり、乗客はここで下車。鉄道会社が用意した社用車で桐生方面に移送することに。

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空車となった車両は、足尾方のポイントより転線し、車両基地のある大間々まで運行することに。この間2時間の待ちぼうけ。せめて大間々まで乗車してもよかったのだが、このあとのダイヤの保障がなかったこともあり、断念。本来は不可能な1日乗車券の払い戻しにも、駅員自ら提案して対処してもらいました。

帰りの特急〔りょうもう20号〕の特急券を購入し、それまでの間、足尾方面行きホームより、東武桐生線を撮影すべく、張り込みました。

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その間に、列車がやってきました。わ89-310形313号です。

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愛称は”わたらせⅡ”。

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すぐさま、相老を後にしてゆきました。行先は「間藤」になっていたけど…運転再開したのかな?

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足尾方面行きホームの端から、東武桐生線普通列車を撮影。この頃になると、桐生線のダイヤは戻っているみたい。

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桐生方面行き列車(わ89-300形)がやってきました。302号の愛称は”わたらせ”。

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桐生駅の障害も解消されたようで、すぐに発車してゆきました。

相老駅で足止めくっている間にも、中高年のグループなどが東武線から乗り換えてきて、わたらせ渓谷鉄道への乗車を楽しみにしていたのに、運行が怪しいと聞いて止む無く中止にして、帰っていった場面も見られました。自然には逆らえませんよねー。

帰りの特急〔りょうもう20号〕も、強風による徐行運転や架線に飛来物が付着したりと、北千住には約45分の遅れでした。今回楽しみにしていた「サロン・ド・わたらせ」は、「トロッコわたらせ渓谷号」の運転しない冬期を中心に運転される団体専用お座敷客車。3月末まで「料理列車」という企画列車で運転予定がありますが、参加人数が31名以上でないとこの車両で運転しないらしく、なかなか不安定な運用なので、別のイベント時に期待ですかね…。

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