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2008年9月17日 (水)

土・日きっぷを使って上信越を巡ってきました ~酒田→新潟→帰京~

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特急「いなほ5号」に乗り込み酒田を目指します。秋田行きのためか車内は満席!お昼は新潟で購入した駅弁「鮭の焼漬弁当」。

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新潟を発つと、すかさず開封。隣に座っている3人組みの中年女性グループのすするおそばの香りに食欲が掻き立てられてしまいました(笑)

おかずがかなり充実しています。白いトレーで仕切られた長方形容器の中にご飯と梅干が入り、おかずは、メインの鮭の焼漬、ぶ厚い玉子焼き、カニコロッケ、竹の子の煮物、すじこ、昆布豆、お漬物、そしてデザートのカットパイン2枚が入っています。メインの鮭の焼漬は、新潟地方に伝わる郷土料理で昔から保存食として重宝されていたそうです。焼いた鮭を秘伝の醤油ダレにじっくりと漬け込み、冷めていてもとろとろとした食感でご飯が進みます。以前に新潟を訪れたときに鮭の焼漬にはまり、今回も食する機会を窺っていたのでありつけて良かったです♪

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別行動をとっている2人組のお昼が気になりメールしたら、さっそく返事が。どうやら2人も米沢で駅弁を購入したらしく、小金井シンさんは「牛肉侍」。

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快速Northさんは「うしめし」。どちらもお肉が主体の駅弁だけにボリュームがありそうですね!

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満席だった車内も村上やあつみ温泉で大量に下車。一気に閑散となりました。羽越本線を暫くは日本海を望みながら進んで行きますが、庄内平野に入ると一面田んぼに車窓が変わります。米どころならではの光景。僕の故郷が庄内地方なだけに、なんか帰省している気分になってきました。

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北余目~砂越に架かる第2最上川橋梁で最上川を渡ると酒田はもうすぐ。この区間は「JR羽越本線脱線事故」が発生した箇所です。2005年12月25日19時14分頃、山形県庄内町榎木のJR羽越本線北余目~砂越駅の第2最上川橋梁付近において、秋田発新潟行きの上り特急「いなほ14号」が、橋梁通過直後に瞬間風速40メートル程度の局所的な突風で車両が傾き全車両が脱線、うち3両が転覆し5人が死亡、32人が重軽傷を負った大事故でした。この事故をきっかけに事故現場の前後2.3km区間に亘る恒久的な防風柵の設置や最新鋭の気象レーダーによる突風探知システムを設けたようです。

実は、この列車に乗る予定でした…。間際で体調を崩してしまい遭遇することはありませんでしたが、紙一重の状況だったことを思うと、事故現場は他人事に感じられません。

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2時間15分のプチ帰省乗車を楽しみ、酒田に到着。

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僕の生まれ故郷である酒田市は山形県唯一の重要港湾酒田港を有する港町であり商業都市です。また同県で唯一の離島である飛島への玄関口でもあります。市域の大部分が庄内平野の平坦地で、河川によって運ばれた豊富な土壌で稲作を行っています。海岸沿いの砂丘地ではメロンやイチゴの栽培をしています。

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酒田のシンボルは獅子舞。毎年5月に開催される「酒田まつり」ではジャンボ獅子舞が登場します。

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暫く降り立っていなかった酒田駅ホームを懐かしんでいると、JR貨物のEF81形電気機関車牽引の貨物列車がやってきました。

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旅客ホームの隣には何本もの留置線や機関庫のような施設、さらに奥にはターンテーブルもあります。かつては「酒田機関区」があり、蒸気機関車が配属されていた名残です。

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現在は特急「いなほ」などの留置線として利用されていますが、かつては貨物ヤードだったところです。

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留置されていたキハ40形2両編成は、赤い”新新潟色”と従来の”新潟色”でした。

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塗装が変わると見た目のイメージも違ってきますね~。

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再び貨物列車がやってきました。先ほどのEF81形と若干カラーリングが違いますね。酒田からは酒田港へ分岐する酒田港線という貨物線があり、そこに向かうためにDE10形ディーゼル機関車に交換されて行きました。

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1番線の余目方を切り欠いたのが0番線ホーム。幼少の頃から「0番線」という扱いに違和感がありました(笑)これからやってくる小金井シンさん・快速Northさんを乗せた陸羽西線列車はここに到着します。

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やがて、その列車がゆっくりと入線してきました。

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陸羽西線にはキハ110形が運用されてますが、路線の愛称「奥の細道最上川ライン」にちなみ、先頭部やサイドににロゴ専用ロゴとサイドにイエローラインが施されている専用塗装となっています。路線の接続駅は余目ですが、大半が酒田まで乗り入れています。

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その名の通り、路線のかなりの部分が最上川沿いにあり、川沿いを走る部分は最上川の渓谷美を楽しめますよ♪

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無事に合流を果たした頃、秋田方面から秋田支社を示す濃淡マゼンタの”秋田色”帯をまとった701系が入線してきました。酒田駅は新潟支社と秋田支社との境界駅であり、普通列車運用も新潟支社内は電化路線にも関わらずディーゼル車に対し、秋田支社内は電車ですがロングシート車と違いが。運転系統も酒田で分断されており、大半が当駅で折り返しています。

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生まれ故郷の駅前に出てきました。この駅も自動改札機が導入されていてビックリ(笑)。しかしSuicaは使えません。当駅は酒田市の玄関口であり大きく、近代的な駅舎を有するとして、2002年に「東北の駅百選」に選定されたそうです。駅前ロータリーにはNHKドラマで大ヒットした「おしん」の里ということもあり「おしん像」が建っていたんですがねー…。そういえばドラマに登場したご飯を商品化した「大根飯弁当」なんというのも。

市の玄関口とはいえ、この町も過疎化が進行しているという話は親戚筋から耳に入っていました。かつて駅前にあった大型スーパーが撤退し、現在も跡地は更地。商店街も活気があるように見えません。駅の乗降人員も毎年減っているようですし、気がかりです。

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ガードレールにも獅子舞がありますね。

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酒田は流通の拠点だった港と共に発展した名残を示すかのようなマンホールデザイン。

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僕的には、このまま親戚の家でも訪ねたい心境に駆られましたが、滞在時間は1時間ほどしかなく、後ろ髪ひかれる思いで駅の隣にある地元の土産物店としては有名な清川屋にて旅の土産を物色。僕は、今が旬の「白山だだちゃ豆」を使用した大福を購入しました。鶴岡市で多く作られる「だだちゃ豆」は枝豆よりも甘みがあり、僕にとって故郷の味です。帰宅後に食しましたが、枝豆をほとんど形を崩さずにマッシュして、求肥に包んでおり
少し塩気を含みつつもやんわりと甘い。この甘味が糖分のそれとは違う、穀類のそれ。美味しゅうございました♪

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土産も購入し、再び酒田駅構内へ。村上からやってきた当駅止まりの普通列車が1番線ホームに停車中。

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僕が特急「いなほ5号」に乗車中、村上で見かけた編成でした。キハ40形2両編成とも”新新潟色”で統一。

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ここからは快速「きらきらうえつ」にて新潟に戻ります。ホーム床面にはカラー画像による乗車位置が印刷されていました。

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象潟よりやってきた快速「きらきらうえつ」。当駅で5分停車します。それにしても元485系とは思えない変貌振りですね…。

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同列車は以前に、快速さんと2人で下り列車を乗車したことがありました。小金井さんにとって初乗車となります。座席車は 1・3・4号車で全車普通車指定席。座席はシートピッチ970mm のリクライニングシートです。車内アナウンスによると指定席は完売とのこと。

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【参考】先頭車にはパイプいすを備えた簡易展望スペースを設置しています。

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【参考】2号車にはミニビュフェがあり、お弁当をはじめとした軽食やきらきらうえつグッズなどが購入できます。以前は新潟のお酒3種類を楽しめる”茶屋”としてのコンセプトだったはずなのですが、メニュー自体は普通の売店の扱いと大差なくなっていて残念です。

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【参考】鶴岡を出た辺りでこちらを訪れたのですが、既に満席だったので併設されているラウンジに佇むことはできませんでした。そういえば通路脇に乗車記念スタンプ台がありましたね。

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とりあえず「エチゴビール」を購入して席に戻りました。おつまみは、米沢で快速さんが購入してくれた「牛肉さらみ」♪

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あと、乗車記念グッズとしてキーホルダーを購入しました。

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日本海を望みながら列車は進みます。

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酒田に向かうとき、山形県内に入ると天気は良かったのですが、新潟県内に戻ると雨は収まったものの雲が残っており、海面に反射するような見事な夕日を望めそうにありません。

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特急とさほど変わらない所要時間で新潟に戻り、帰りの「Maxとき348号」内で食す駅弁を調達。僕は「鮭はらこ弁当」にしました。

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器はプラスチック製容器ながらも、蓋には新潟県木でもある雪椿が描かれており、見た目はちょっとした高級感があります。

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中身は、新潟県産のコシヒカリを使用した白ご飯の上に、鮭フレーク、いくら、錦糸玉子、刻み椎茸煮が4色綺麗に載せてあります。米どころ新潟県とあって、ご飯は一粒一粒ふっくらとしていて実に美味しかったです。鮭といくらを贅沢に使用した定番の駅弁でした♪

東京に到着し、快速さんとお別れ。無事に帰宅することができました。今回は特に目立った観光地を巡ったわけではないのですが、レールファンとして抑えておきたいポイントを巡れたので充実した汽車旅となりました。

今秋から米坂線・磐越西線・羽越本線(村上~酒田)に新型ディーゼルカーの導入が決まり、国鉄型車両を多く見かけた光景も、いずれ過去のものとなるでしょう。記録に残せて良かったです。

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【参考】今回見ることがなかった485系1500番台の国鉄色復活車も、機会を窺いたいですね。

最後に、今回の参加者ならびに、行程案を模索してくださった小金井シンさんに感謝します。お疲れ様でした。

※【参考】記事に該当の画像は、サイトから複製しました

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コメント

新潟駅と米沢駅の駅弁は美味しい物揃ってますよね(^0^)”鮭の焼漬弁当”も以前スーさんのお勧めで食べて凄い美味かったと記憶してます(^0^)
ようやく巡り会えた”きらきらうえつ”ですが、改造車とは思えない程車内は豪華でしたね(^0^)導入から結構年数経っている筈なのに綺麗でしたし。まあ、茶屋が楽しめなかったのは残念ですが、エチゴビール飲めたから、ま、良いかって感じです(汗)
2日間、ホントお疲れ様でした(^0^)

投稿: 小金井シン | 2008年9月21日 (日) 19時50分

小金井シンさん>
コメントありがとうございます。茶屋で寛げなかったのが残念ですが、また次回の楽しみが増えたということにしておきましょう。こちらこそ、有意義な2日間を過ごさせてもらいありがとうございました。

投稿: 試運転スー | 2008年9月22日 (月) 02時24分

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